アンパンマンの偉大さ

この間、アンパンマン展に娘と出かけた。

 

桜山駅降りると

そこらじゅうにアンパンマン展のポスターが

貼り出され

若干指名手配気味だった。

 

展示内容は

アンパンマンの原画のほか

やなせたかしさんの他の漫画も

多く展示されていた。

 

当時の作品を見ると

サザエさんにも通じる

戦後高度経済期の景気が良い時の

あっけらかんとした

明るいユーモアや、

ゲゲゲのきたろうの

目玉オヤジような

ちょっと不気味な表現

(例えばアンパンマンの顔が食べられて

首なしになっている)

がサラッと描かれている。

 

改めて

この時代だからこそ

生まれた作品なんだろうと思った。

 

 

アンパンマンが登場した時

顔が食べられるなんて

気味が悪いと大人からは不評だったそうだ。

 

しかし実際に登場すると

3歳位の子供から

熱烈な支持を得た。

 

アンパンマンには

愛や勇気などがテーマになった

作品が多い。

 

弱者には自分の顔を削ってまで

助け手を差し伸べる姿は

うわべつらではない

愛や正義を感じられるから

こそ、子供たちにも支持されたのでは

無いだろうか。

 

アンパンマン以外

こんなに

慈悲深いヒーローを

私は他に知らない。

 

なんて

少々大げさだし

子供はそんな事まで

考えいないような気もするが

多少は関係あるのではないだろうか。