優劣と極限のグラフ

世の中生きていると

他人の芝が青く見えることがある。

 

あっちの世界はいいな

あの人に比べたらなんて私は惨めなんだろう

 

とか

 

逆に

 

アイツは所詮〇〇止まりだ

自分はキャリアも実績もあるから

稀少な人物だ、その辺の人と一緒にしないでほしい

 

とか、自分を高くみている人もいる。

 

けど、世の中全体で見たらそんなの

大した問題じゃない。

 

 

確かに優劣はある。

 

けど、それを狭い世界で比べてなんの意味があるのだろう。

 

 

私はいつも

そのことを考えると

数学の極限のグラフを思い出す。

 

 

値がゼロに近づけば

x値やy軸に近づくけれども

細かく細かく見ていけば

永遠にゼロに辿り着けない。

 

 

私たちはグラフを細かく細かく見過ぎているのではだろうか?

 

 

それは大きく見れば大した値の差ではないのでは?

 

よく「世の中は狭いね」

と言うけど

それは自分の行動範囲が狭いだけであって

世の中は極限に広い世界だと思うのだ。

 

どれだけ広い世界を生きれるか

また、

狭い世界でも幸せを感受して生きていけるのか

 

それはその人次第なのだから

人と比べるほど無意味な事無い 

 

 

あの時

 

数学の授業を受けながら

そう思っていた。