安産祈願に行ってみる②

神社に着くと、安産祈願に来た人で

ごった返していた。

 

祈祷が始まるまでまだ時間があったので

待ち合い室に入ると

既に100人以上の人達でいっぱいだった。

 

祈祷の時間が来ると

ぞろぞろと皆が移動を始め、

神殿の方へ、入っていく。

 

妊婦さんは前に

その他家族は後ろの方へ座り

ご祈祷が始まった

 

妊婦は事前に紙に住所と名前を書いており

宮司さんがそれを読み上げて

祈祷してくれる。

 

ちなみに

お参りの時も、名前と住所を

言ってからお願いするのが

ルールらしい。

 

さすがの神さまも

住所がないと願いを叶えることは

難しいのか

と思う

 

中宮司さんが、

「腹帯などお持ちの方は前に出してください。

お祓いします」

と言うと

 

9割方の妊婦さんが

ガサガサとカバンから

包み紙を出して腹帯を並べるでは

ありませんか!

 

さすが休日の戌の日に合わせて

安産祈願に出てくる

妊婦の段取りのレベルの高さよ!

 

何も用意してなかった自分が

かなり恥ずかしくなった。

 

こうして

ギリギリ足のしびれがもったところで

安産祈願は終了したのだった。