どんなおばあさんになりたいか

まだ母になって間もないが

時々、自分が年寄りになった時

どうな風になっていたいか考える。

 

義理の親と暮らしているからかもしれない。

理想の老後を少し考えてみる。

 

 

先ず第一に健康である事。

 

一般的に80歳を超えてくれば

健康に不安が出てくるのは当然だろう。

 

私は臨月の時に階段の登り降りが

辛くなり、歳を取るとこんな感じなのかな

と疑似体験できた。

 

足腰を鍛えて自分の足で歩く時間を

なるべく長くしたい。

 

また、歯が入れ歯になると

食事の楽しみが半減したり

認知症になりやすくなるらしいので

8020運動を心がけて歯は大切にしたい。

(ハチマルニイマルとは80歳で20本以上の

歯を維持しましょうというもの)

だから毎日のケアと定期的な

歯医者通いは必要だ。

 

健康であれば、出来るだけ長く

働きたい(稼ぎたい)と思う。

 

やっぱり少しでも稼ぐことは

社会と繋がることができるし

自分の生きがいにもなるだろうと思う。

 

そして、大切なのは

近くに友達や家族がいる事。

 

いずれ親や夫がいなくなっても

茶飲み友達や子供の家族を通じて社会と

繋がっていたい。

 

核家族や他人とのつながりが薄れる

都市部では、孤立する高齢者は少なくない。

 

ところで

以前ライフシフトという本を読んだ。

 

LIFE-SHIFT(ライフ・シフト)―100年時代の人生戦略-リンダ・グラットン

 

そこには、

家の中でこれから100年生きるにあたり

大切なのは、

お金や不動産などの見える財産だけでなく

友達や人的ネットワーク、スキルなど

見えない資産がますます重要になる

と説いていてハッとした。

 

たしかに老後2000万も、必要かもしれないが

それ以上にもっと大切なものが

あるかもしれない。

 

お金だけを揃えれば安心という訳では

ないのだ。

 

ここに、100年人生のこれからを

生きるヒントが

あるような気がしてならない。